Vol.7 判断に迷ったらカイヤナイト
早めに商社に連絡しなければ、そんな焦りも出てきた。
自分が追い詰められているときは、周りが全く見えなくなるものである。
あるとき冷静になろうと考えたとき、やはりそこには祖母の姿が脳裏によみがえった。
そうだ、カヤナイト。
何か判断しければならないときに、迷ったとき、この碧くて綺麗なカヤナイトだ、そう祖母に教えられたことがあった。
それは、私が高校2年生の夏のときの話だ。中学から続けてきたバレーボールを高校でも続けたのである。
その同じバレーボール部の1つ上の先輩を好きになってしまった。確かに人気のある先輩、男女いつも一緒に練習するので、毎日部活動で一緒にいることができた。
私と同じ部活の同じクラスの友人もその先輩のことが好きだった。
そんなとき、その先輩から告白されたのである。こんな私に。
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